top of page
PXL_20220305_135354204.MOTION-02_edited.jpg

JSEK2022

大会長

​宮本 俊朗
(みやもととしあき)

関西医科大学
​リハビリテーション学部

Message Movie

 この度、第21回日本電気生理運動学会大会、第9回SICE 電気生理運動学部会研究会を2023年3月11(土)~12日(日)関西医科大学で開催させていただくことになりました。

 本学術集会のテーマの趣旨は、リハビリテーション分野の臨床で活躍するセラピストにとって有益な学会にしたいというコンセプトからテーマを設定しています。近年、当該領域における臨床研究が活発に行われるようになっており、多くの学術論文が算出されています。その中でも、フレイルやサルコペニアなどのトレンドを中心に、筋力や歩行能力、身体活動に焦点を当てた研究のエビデンスが蓄積されてきています。しかしながら、その結論だけを単純にかいつまんでしまって、筋力を向上させるだけでいいのか、身体活動量を増加させさえすればいいのかという解釈に陥ってしまう危険性をはらんでいます。ここで大事になってくるのは、病態をベースとして、運動学的な根拠、生理学的な根拠に基づいた処方や指導・介入方法を行わないと、期待しているような結果が得られないことも十分考えられるということです。ビッグデータを活用し、統計学的手法や機械学習で様々なことが簡略的に予測できるようになってきている昨今において、今一度、基盤となるHuman movementとExercise physiologyの理解を深めることが、一段と重要になっていると思われます。

 今回は、若手の臨床家や研究者にとって、有益となるようにプログラムを検討して準備を進めております。是非とも、多くの方にご参加いただき、実りある学会としてしていただければ幸いです。

関西医科大学
リハビリテーション学部理学療法学科
​       宮本 俊朗

bottom of page